タコとイカの違いは足の本数だけじゃない?それぞれの特徴を徹底比較!

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タコとイカの違いって何?って聞かれても、ぱっと思いつくのは「足の数」ぐらいだよね!

しかし、タコとイカの違いはそれだけじゃない!

8/8の「タコの日」にちなんで、

タコとイカの違いや知られざる生態について深堀していくよ!

8/8はタコの日!なんでこの日なの?

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8/8は実は「タコの日」。知らない人がほとんどだよね!

タコの日は、1988年に広島県三原市の三原観光協会が制定した日で、タコの足が8本だから、8/8にしたそうな。

もともと三原市は、タコを名物にしている城下町。

小さい島が多い瀬戸内海は、水質がきれいで水温もあまり上がらないとか。
タコにとっても、住みやすい場所だっていわれているよ。
ちなみに三原のタコは、足が短くて太いっていう特徴みたい。

現在も、地元の水産加工業者、菓子や名物製造業者などがタッグを組み、三原のタコをずっとアピールしている最中。
タコの町として、様々なイベントを実施しているよ!

タコとイカの違いを7つの点で比較してみた!

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タコとイカってどっちも美味しいけど、その生態については意外と知らない人が多いんじゃない?

タコとイカは似た者同士のようで、意外に違うところも多いんだよ。

びっくりするような違いもあるから、確認してみよう!

足の数

まずは、定番の足の数!タコとイカの足の数については、「どっちが何本だったかな?」といった会話がたまに出てくるよね。

ちなみにタコは8本、イカは10本が正解。

だけど、実はイカの10本中2本は触腕と呼ばれる腕らしい。

びっくりするかもしれないけど、タコもイカも本来は足ではなく腕なんだって。
ちなみに、タコの足は絶対に8本ではないとか。

外的から襲われ、足を切り離して逃げた後に、再生して増えてしまうこともあるらしい。
足の数は基本的に8本ってことだけど、タコとしては何本あってもいいんだろうね~。

吸盤の機能

タコとイカといえば、足についている吸盤が特徴。
実は、タコとイカで吸盤の機能が全然違うって知ってた?

タコの吸盤は、その名の通り吸い付く力がすごくって、たまに「取れなくなる」とか聞くよね!
実はタコの吸盤は中が真空になっているので、強力に吸い付くらしい。

そして、イカの場合は、吸盤というよりも、中に歯の生えたリングがあって、それがかぎ爪になっているそうな。

そのかぎ爪で、泳ぎながら獲物を引っかけるんだって。

だから、イカゲソを調理する場合は、吸盤の歯のついた部分を取り除かないと、食感が悪くなってしまうそうだよ。

タコの吸盤は吸い付く、イカの吸盤は引っかける、とまったく機能が違うんだね~。

泳ぐ速度

タコとイカ、泳ぐ速度が速いのは圧倒的にイカなんだよ。

タコの泳ぐ速度は、だいたい時速15kmくらいで、イカは時速40kmで泳げるらしい。
時速40kmといったら、車と同じくらいだからかなり早いスピードだよね!

同じような生物だけど、なぜこれだけ泳ぐスピードが違うのか。
それはそれぞれの生態や体の形に関係しているよ。

イカは普段から泳いですごしているけど、タコはほとんど海底を歩いているんだ。

また、イカは細長いけど、タコはずんぐりとした体だから、自然とタコの方が泳ぐのが遅くなるんだろうね~。

墨(スミ)の違い

タコとイカは、どちらも墨を使うけど、墨の状態や使う目的がちょっと違う。

タコの場合は、サラサラした墨になっていて、危ないと思ったときに相手の視界を妨げる「煙幕」みたいに使うんだって。

一方でイカの墨は、タコに比べてドロドロしていて、墨を撒くとドロッとした状態のまま、その場に残るそうだよ。

目的は自分の身代わり。相手が身代わりに気を取られているうちにさっさと逃げてしまおうという作戦らしい。

どちらも、身を守るためという点では同じなんだけど、墨の役割はちょっと違うんだね。

ちなみにイカの墨は料理にも出てくるよね!
イカ墨のパスタとか、食べたら口の中が真っ黒になるので有名。

でも、タコスミってあまり聞いたことないよね?

タコスミは、とても取り出しにくい場所にある上に、取り出せる量がものすごく少ないんだって。
でも、うま味成分はイカ墨よりも多いらしい。

食べたら美味しいのかどうかは未知数だけど、取り出す手間や取り出せる量を考えると高級食材になるかも?!

住処の違い

タコとイカは、生活する住処も違うんだよ。

タコは、海底の岩場や砂地に住処を作って、自分の家として生活しているよ。
好物の貝を捕ってきて、住処で食べて、食べ終わったらちゃんと住処の外に捨てるらしい。

いつも住処をきれいにすることがタコのこだわりなのかも?

ちなみにイカは、住処を持っていないんだって。

広い海の中で悠々自適な生活をしているみたいだから、ちょっと羨ましいかも。

イカはかなり早く泳げるから、隠れ家的住処を持たなくても外敵から上手に逃げられるのかもしれないね。

知能の違い

タコとイカ、どちらも頭がいいことで有名!

でも、持っている能力がちょっと違うので、頭の良さを発揮する場面も違うんだって。

まず、タコは、道具を使うことができるよ。

8本の足で器用に道具を使うけど、こういった芸当ができるのは無脊椎動物の中ではタコだけらしい。

しかも、地理が理解できるから、道を覚えるのも得意らしい。人間顔負けの能力だよね!

次にイカだけど、自分を認識できるっていう高い能力が備わっているらしい。

鏡を見て、自分(イカ)が分かるというんだから驚きの能力だよね。

この能力は人間などかなり賢い生物だけが持っているらしいから、イカの知能指数は実は相当高いのかも?!

漁獲量の違い

今度は、食べる方の話題。

タコとイカのどちらが人間によって獲られているかって話だけど、日本ではイカの方がかなり多く獲られているみたいだね。

タコはイカよりもかなり漁獲量が少ないので、日本で獲れたタコはかなりお値段が高い!

輸入品の方がお手軽に買えるので、スーパーでもほとんど外国産のタコを買っている人が多いんじゃない?

たまには国産の高級マダコで作ったたこ焼きを食べてみたい…。

タコとイカには共通点もある?

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タコとイカの違いについて見てきたけど、もちろん共通点もあるよ!

タコとイカにはどんな共通点があるのか、確認してみよう~。

血の色が同じ

そもそもタコとイカに血があるの?って思うけど、タコやイカだってちゃんと血は通っているよ。

ただ、人間が想像する血は赤だけど、タコやイカの血は赤じゃない。

基本的には無色で、ヘモシアニンという血液中の色素が酸素とくっついて青く見えてくるらしい。タコとイカだけじゃなくて、エビやカニも同じなんだって。

軟体動物である

タコとイカ、どちらも軟体動物、これはほとんどの人が知っているよね。

もうちょっと詳しくいうと、タコとイカ、どちらも軟体動物門頭足類。

胴と頭、そして多数の足に分かれている動物ってこと。

タコとイカの他にも、オウムガイやアンモナイトなんかも同じ仲間に入るんだって。

ちなみに頭足類を入れた軟体動物は、全部で10万種以上いるっていわれているよ。

海は広いから、まだまだ同じような軟体動物がいるかもしれないね。

心臓の数が同じ

タコとイカの両方とも、実は心臓を3つ持っているらしい。

メインは1つだけど、いざというときは、全身に血液や酸素を送るために、残りの2つの心臓をフル回転。
この2つの心臓はエラ心臓と呼ばれているよ。

形状といい心臓の数といい、タコもイカもちょっとエイリアンみたいな不思議な生き物だよね

タコとイカが美味しいお店

タコとイカが美味しいお店画像はイメージ

タコとイカはどちらも面白い生態をしているよね!

見た目もかなりユニークだから、最初に食べてみようと思った人は勇気がいったかも…。

今では、タコもイカも誰もがよく食べている食材!

タコが好き、イカが好き、それぞれ好みがあると思うけど、たまにはお店で美味しいタコやイカ料理を食べるのもあり!

美味しい料理と美味しいお魚が食べられる居酒屋「魚民」でも、タコやイカだけじゃなく、新鮮なお魚料理も食べられるよ!

今回紹介した、タコやイカの違いなんかをネタにして、家族や知人で美味しい料理を味わってみては?

タコ・イカ料理を食べに行く

まとめ

  • タコよりイカの方が早く泳げる
  • タコもイカも心臓が3つある
  • 日本ではタコよりイカの方が漁獲量が多い