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今では一般の人でも宇宙旅行ができる!なんて言われてるけど、昔は人類が月に行くことはとても大変なことだったんだよ!
月面着陸したアポロ11号とか13号とかは映画にもなっているので、知ってる人も多いかな。初めて月面歩行したときの写真はいまでも有名だよね~。
そうはいっても、宇宙のことは行ったことがないから疑問がいっぱい!たとえば、宇宙食は昔の人は何を食べてたの?とか疑問はたくさん。
宇宙食も実は進化していて、今では意外と身近な食品が使われてるんだよ。
かつてアポロが月面着陸した日をおさらいしながら、昔から現在までの宇宙食を紹介していくよ。
7月20日はアポロの日!
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7月20日はアポロの日。カレンダーに載ってないことも多いから知らないという人もいるよね。
アポロ計画は、アメリカ航空宇宙局が計画したもので、1961年から1972年の間に実施。
当時のアメリカ大統領ジョン・F・ケネディが我々は月にいくと宣言して、その後、計6回の月面着陸に成功させているけど、初めて月面着陸した日が1969年7月20日なんだよ。
初めて月面着陸を成功させたアポロ11号!
1969年7月20日、初めて月面着陸を果たしたのは、有名なアポロ11号だよ。
アポロ11号という名前は、宇宙船の名前でもありミッション(計画)の名称にもなっているんだよ。
でも、月面着陸を成功するまでは、簡単な道のりではなかったんだって。
アポロ1号は火災事故が発生し失敗、宇宙から地球を撮影できたのはアポロ8号の時。
試行錯誤の末、翌年の1969年にようやく月面着陸ができたんだそうだよ。
着陸船(イーグル号)から最初に月に降りたのはアームストロング船長、宇宙飛行士たちは21時間36分も月に滞在していたらしい。
アポロ計画は17号で終了
アポロ計画は、11号の成功から13号を除いてしばらく成功が続いたけど、残念なことに1972年12月7日の17号で終了しているんだよ。
もちろん、アポロ計画で使われていたサターンVロケットを使った有人飛行もこれで終わり。一応18~20号まで計画はあったみたいだけど、資金面などの問題で全てキャンセルになったみたいだね。
ちなみにアポロ13号は、宇宙船が爆発したから月面着陸を諦めて帰ってきたんだよ。そのエピソードは映画にもなっているよね。
宇宙食も進化している!宇宙食進化の歴史を見てみよう!
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地球と月を往復するなら食事が必要。何か持って行かないとお腹が空いてしまうもんね。
でも、無重力の宇宙には普通の食事を持ってはいけない!
アポロ計画と共に、実は持っていく宇宙食もどんどん進化していったんだよ。
時代によって宇宙食は変わっていくので、順番に確認してみよう。
【1962年~63年】クリーム状・ゼリー状の宇宙食
有人宇宙飛行計画の初期は、クリーム状やゼリー状の宇宙食を食べていたよ。
チューブのような入れ物に入った食事をパイプで吸うから、食べた感触は離乳食に近い感じかな。
でも、実際に食べていた宇宙飛行士には不評だったみたいだね。食べづらい?それとも美味しくなかったのかな?
このときは、マーキュリー計画という友人宇宙飛行の初期なので、宇宙食もまだまだ初期段階。
【1963年~68年】クリーム状ではなく一口サイズの食品となった
1963~68年は、少しずつ食事らしくなってきたジェミニ時代と呼ばれている時期。
多少水分を含んでいるものや乾燥食品を一口サイズにして食べていたよ。
以前のチューブ式は止めて開封ははさみを使用、水はなんとウォーターガンを使ってたらしい。
少しずつだけど、宇宙食も進化しているね。
【1969年~72年】お湯で食品をもどすことが可能に
宇宙でお湯やスプーンが使えるようになった時代だよ。
この時期は、アポロ時代と呼ばれていて宇宙食もメニューが増えてきた。
宇宙では、一人につき一日で2800calが必要なんだけど、それを摂取するために以前は2㎏の宇宙食が必要。でもこの時期になると600gで摂取できるようになったらしいよ。
【1973年~74年】比較的地上の食事に近いものが登場
だんだん地球で食べている食事に近くなってきた時代。加水食品や冷凍食品、そのまま食べられる食品も登場している。
食品容器もアルミ缶と進化!テーブルの上でナイフやフォークも使えるようになったから、ようやく食事らしくなった感じかな。
宇宙飛行士の食生活も、少しずつ充実してきたんだね。
生医学実験をしながら食事をコントロールしたこの時代は、スカイラブ時代って呼ばれているよ。
【1981年~2008年頃】レトルト食品や果物なども可能に
スペースシャトル、もしくは国際宇宙ステーション時代と呼ばれている時期だよ。
食事は、レトルトや加水食品、そして半乾燥食品も登場!クッキーやナッツ、新鮮な野菜なども食べられるようになったんだって。
最初の宇宙食に比べると、相当な進化かな?
このとき、食事を入れている容器はプラスチックに変わってフードウォーマーを使うと加熱もできるよ。
【2008年頃~現在】一般に売られているものが持ち込めるように
この時期は国際宇宙ステーションに長期滞在するようになった時期。
色々な国の宇宙食が登場してきたよ。
ロシア、アメリカ、ヨーロッパ、そして日本の宇宙食もついに登場!最初はロシアとアメリカの宇宙食を5日間ずつだったけど、16日間のローテーションメニューに変更。
主体だった宇宙食も次第に変わり、微生物検査をパスすれば市販品(冷蔵庫不要のみ)も持ち込めるようになった。
また、月に一度はお楽しみの日があったらしいよ。
それぞれ月一回だけボーナス宇宙食を選べたっていうから、みんな好きな食事をしたんだろうね~。
宇宙食の日本食メニューってどんなものがある?
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実は、宇宙食として認定された日本食は、全部で47品目。日本の企業26社が協力してくれているよ。
日本人が宇宙に行くなら、やっぱり日本食が食べたくなるよね。
有名なものでいえば、CMでお馴染みのカップ麺やカップライス、お粥、おにぎりといった主食から、缶詰類焼き鳥、唐揚げなどの副食、さらにミルクキャンディやゼリーといったデザートに醤油やマヨネーズといった調味料まであるよ。日本人ならたいてい好きな鉄板メニューも認定されているよ。
袋や缶詰に入っているから、市販品とはちょっと形が違うけど、懐かしい味が宇宙で楽しめる点は二重丸だよね。
宇宙食に関する素朴な疑問を集めてみた!
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とにかく宇宙食って分からないことだらけだよね。
たとえば宇宙の映像を見ると、人間を含めて色々なものが浮いている印象が強いよね。
あんな状態でどうやって食べるのか?気になることはたくさん!
そこで、宇宙食に関する素朴な疑問を集めてみたよ。
宇宙で食事すると食品が浮いていかないの?
宇宙って物が浮いてしまうイメージがあるけど、最近の宇宙食は、水で戻すものや粘りがあるものが多いのでちょっとくらいの衝撃では浮くことはないよ。
焼き鳥や唐揚げが飛んでしまった、缶のふたを開けたらカレーが飛び散った、なんてことは今はあり得ないんだね。
電子レンジで温めたりできる?
宇宙ステーションに電子レンジがあれば便利だけど、残念ながら宇宙で電子レンジは使えないんだ。
でも、温める手段を用意されているから大丈夫!缶詰やレトルト食品を温められるフードウォーマーが国際宇宙ステーションに設置されているからね。
缶詰はロシア製のフードウォーマー、レトルト食品はアメリカとロシア製のフードウォーマーで温めることができる。
これで日本食も美味しく食べることができるよ。
宇宙食を食べてみたいけど売っているの?
宇宙食ってちょっと食べてみたいって思わない?
完全に同じものは売っていないけど、似たものやパッケージが違う商品は買えるよ。
たとえば、筑波宇宙センターや国内に点在している科学館の売店などでは販売されていることがあるんだって。
あとはネットでも一部は買えるらしい。今の宇宙食は市販品のパッケージを変えただけという商品も多いので探せば結構見つかるかも?
国際宇宙ステーションでお酒は飲める?
国際宇宙ステーションでは、実はお酒を飲むことはできないんだって。宇宙飛行士は常に危険と隣り合わせだからね。
トラブルなどの緊急事態にいつも備えてるってこと。
もちろん、理由はこれだけじゃないよ。
宇宙ステーションでは空気と水を再生するんだけど、アルコールは水の再生に負荷がかかるので制限しているみたい。
焼鳥や唐揚げなどのおつまみのようなものは国際宇宙ステーションでも食べれるけど、肝心のお酒が飲めないのは残念だよね~。
7月20日のアポロの日は、居酒屋さんで、宇宙食にもなっている焼鳥や唐揚げを食べながら、人類の宇宙飛行の歴史に思いをはせてみよう!
まとめ
- 7月20日は人類が初めて月面歩行したアポロの日
- 市販品の中にも宇宙食として持っていける商品がある
- 宇宙食として認定された日本食は46品目もある