【脱マンネリ】日本酒の個性を知って~料理との「ペアリング」を120%楽しむ♡

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「日本酒といえば魚でしょ?」「いやいや日本酒といえばオヤジでしょ?」「いやいや全部似たような味のくせに小難しい感じのアイツでしょ?」全国の日本酒に興味はあるけどよくわからない党の皆様。日本酒の味は、なんとたった4種類のタイプに分けられるって知ってる?実は日本酒の味を決めるのは、「純米」でも「精米歩合」でも「オヤジ」でもなく、「あなた」!ちょっと何を言ってるかわからない、と思ったそこのあなたのことだよ。4タイプの特徴を知るだけで、日本酒と料理の「ペアリング」が楽しくなるから、是非覚えてみてね。

そもそも「ペアリング」って何?マリアージュとの違いは?

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ペアリングとは、料理とお酒の「相性の良い組み合わせ」のこと。料理とお酒を組み合わせることによって”新たな”調和を創り上げる「マリアージュ」に対し、「ペアリング」は新たな調和やハーモニーを創造するのではなく、お酒と料理”それぞれの良さを引き立てる”組み合わせのことを指すよ。That’s シンプル!

【日本酒の味は4タイプ】それぞれの特徴を知ろう

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【爽酒(そうしゅ)】

まずは【爽酒(そうしゅ)】。香りが控えめで、サラッとしたまさに”爽やか”な飲みごこちが特徴だよ。本醸造や普通酒、吟醸や生もとなど最も多くの日本酒が該当するのがこのタイプ。冷やすと特にみずみずしく感じるから、暑気払いにも飲みたいね。

【薫酒(くんしゅ)】

白ワイン好き、集まれ~\(^o^)/フルーティーな香りが特徴の【薫酒】は、強い香りとは裏腹に爽やかな味わい。りんごやメロン、ハーブなどの吟醸香が楽しめるよ。吟醸香、と言ったけど、お気づきの通り「純米大吟醸」などのいわゆる「吟醸」に多いタイプ。お米をたくさん磨いているから少し高価なものが多いけど、香りの良さは格別なんだ。

【醇酒(じゅんしゅ)】

我こそは日本酒党である…ならば【醇酒】を嗜むべし。本醸造や純米、山廃に多いこのタイプは、米の芳醇さ、コクと旨味を感じるまさにTHE・日本酒。お燗にすると、さらにキレと旨味がアップ。夏の暑い日に、冷房の効いた屋内でちびちび飲むのもオツだね。

【熟酒(じゅくしゅ)】

玄人好みのシブいヤツ。と思いきや、意外と「コレならいける」という人もいるかも?というのも、古酒や秘蔵酒、長期熟成酒に多い【熟酒】は、スパイスの効いた力強さと独特の味わいが特徴なんだ。個性的で好みが分かれるタイプだけど、紹興酒が好きな人はきっと好きなタイプだよ。

【酒を注ぐ手が止まらない】タイプ別おすすめメニュー

爽酒(そうしゅ)×鯛兜塩焼/目利きの銀次

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軽やかな爽酒はお刺身や冷奴など夏の涼味にもぴったりだけど、「鯛兜塩焼」が通好み。フレッシュな口当たりだから、素材の味を引き立ててくれるよ。口の中で広がる海の香り、鯛の旨み…そこはまさにおさかな天国♪

薫酒(くんしゅ)×ゴイクン(海老入り生春巻)/白木屋

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基本的に食前酒に向く薫酒だけど、白ワインに似た味わいだからおつまみも白ワインに合うものを選べば間違いナシ。アジアンメニューに怯むことなかれ、惰性でビールや辛口の白ワインを合わせていた日々を悔やむこと請け合いだよ。

醇酒(じゅんしゅ)×若鶏の照り焼ピザ/山内農場)

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どんな料理もドンと来い!な男前タイプの醇酒は、食中酒に最適。珍味からステーキまで受け入れてくれる懐の深さには頭が上がらないね。濃厚なタレが絡んだピザを醇酒でギュッと流し込んだら最後…すみませーん、もう1合くださーい!

熟酒(じゅくしゅ)×味噌漬けチーズ豆腐4種盛り/千年の宴)

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熟酒は他の3つのタイプに比べて料理を選ぶ傾向があるけど、大丈夫。個性的な味わいの熟酒には、意外にも個性的な味わいのおつまみがマッチ。個性と個性のぶつかり合いが、新たな旨味の新境地へと誘ってくれる…!?

Let’s ペアリング!最寄店舗を簡単検索

4つのタイプの特徴とペアリングのコツがわかっても、いざ試さねば机上の空論!鉄は熱いうちに打て、ペアリングは覚えたてで楽しめ!ということで早速挑戦してみよう。下記の特設ページではワンクリックで最寄の店舗をチェックできるだけでなく、ブランド検索やキーワード検索など簡単にお店を探せるよ。掲載したメニューは店舗が限られているから行くときは事前に確認してね。

まとめ

  • 日本酒のタイプによって相性の良い料理は異なる。
  • 日本酒のタイプを知れば料理選びも迷わない。
  • 自分の好みを知るとペアリングが楽しくなる。
  • 味覚に正解はない。

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