ハイボールはエライ
居酒屋や家庭にハイボール旋風が吹き荒れて約10年、ハイボールはただのブームではなく定番となり、居酒屋の「とりあえずビール」という当たり前を過去のものにさせた。もはや説明不要だが、そもそもハイボールとはウイスキーを炭酸水で割ったカクテルのこと。爽やかな飲みやすさが人気を集めたとも言えるが、何よりもダイエット中でも飲めるという点がハイボールブームを牽引したといってもいいだろう。そのくらい、ハイボールはすごいのだ。【低カロリー】【低糖質】というダイエッターにマストな条件を兼ね備えながら、なんと【プリン体0】(ダイエット関係ない…けど嬉しい♪)。
画像はイメージ
ハイボールこそ、アルコールはダイエットの敵という常識をぶっ壊したのである。なんということか。全国の酒飲みが狂喜乱舞したに違いない。ハイボール様、生まれてきてくれてありがとう…!
※100mlあたりのプリン体が0.5mg未満のものをプリン体0と表示している商品が多く、完全に0mgというわけではないよ。
大地が織りなすハーモニー♪ご当地フルーツ×ウイスキーの魅力
画像はイメージ
でもハイボールってどこで飲んでも同じだし、なんだか正直飽きちゃうんだよなぁ…。ちょっと変わったハイボールも飲みたいな。ちゃんと美味しくて、出来れば爽やかで、飲みやすさはそのままに、を全て叶えるハイボールがあるっていうんですよぉ~♪なぁーにィ~!?それがフルーツ×ウイスキーを楽しめる果実酒ハイボール。爽やかな飲みごこちとフレッシュな味わいで思わず「うまか~♪」と叫んでしまいそう。え?九州出身じゃないって?でも「うまか~♪」って叫びたくなるんです。なるほど、九州のご当地フルーツの味を楽しめるというワケか。大分の「かぼす」に福岡の「あまおういちご」、熊本の「すいか」など全部で9種類の多彩なラインナップが嬉しい◎地鶏の炭火焼きやホルモン焼きなど、九州料理に合わせればそこはもう恵み溢れる大地・九州…。やっぱり「うまか~♪」
画像はイメージ
【長崎】ブルーベリー×ウイスキー
ブルーベリーハイボールは、後味スッキリ、ちょっと大人なハイボール。ブルーベリー本来の持ち味を生かした、やさしい香りと口当たりが特徴。見た目は、果実由来のやわらかな赤色をしているよ。SNSでも流行った、呑みやすい果実ハイボールだよね。
【佐賀】柚子はちみつ×ウイスキー
柚子はちみつハイボールは、柚子の爽やかさとはちみつの甘味がハイボールをよりマイルドに呑みやすくしてくれる。レシピサイトに喉カゼ予防で呑んでいるって言う投稿があったよ。効果は定かではないけどね。居酒屋では定番になりつつある果実ハイボール。
【福岡】あまおういちご×ウイスキー
あまおういちごハイボールは、いちごが持つフレッシュな甘みや酸味とウイスキー特有の甘い香りが相性抜群。ジュースみたいにドンドン呑めちゃうから、調子に乗っていると後からガツンと酔いがまわってしまうかも。ペース配分には気をつけたいね。
【大分】かぼす×ウイスキー
かぼすハイボールは、かぼすのスッキリとした酸味と香りが効いて、スカッとするハイボール。女性やハイボールをあまり呑まない人でも呑みやすいのが特徴。最近では、コンビニに缶で売られていたりと身近な存在だね。脂っこい料理とも相性バッチリだよ。
【熊本】すいか×ウイスキー
すいかハイボールは、夏を代表するスイカは、風情漂う美味しいハイボール。ウイスキーのコク深さと爽やかなスイカの甘みがベストマッチ。想像していた以上にレベルが高いよ。大人になると何故か徐々に食べなくなってしまうスイカ…子供のころの甘酸っぱくてホロ苦い思い出が蘇ってくるね。
【宮崎】日向夏(ひゅうがなつ)×ウイスキー
日向夏ハイボールは、日向夏は、宮崎県原産の柑橘で現在も宮崎県が生産量日本一を誇っているよ。華やかな香りとスッキリとした酸味がこれからの暑い季節にピッタリ。口当たりが良くて飽きのこない味は、ジューシーな鶏メニューと相性抜群。
【鹿児島】レモン×ウイスキー
レモンハイボールは、レモンの酸味と甘みがグッとくる、爽快なキレ味が最大の特徴。普通のハイボールにレモンが乗っかていることもあるけど、レモンハイボールはあらかじめレモンレモンしているってことだね。ジョッキのハイボールにレモン1欠片けじゃ足りないって感じている人には最高だね。
【徳之島】島みかん×ウイスキー
島みかんハイボールは、海の潮風と山々の清水に磨かれた島みかんは、酸味の強さが特徴。清涼感のある上品な香りが味を引き立てるよ。
【沖縄】パイナップル×ウイスキー
パインハイボールは、トロピカルな味と香りを楽しめる悪魔の飲み物と呼ばれているね。甘酸っぱいパインのほのかな酸味が爽やかで堪らない。口当たりもやわらかで後からウイスキーの苦味を感じることができる。目を閉じれば、海辺のリゾートで高級カクテルを前にしているような感覚になるかも…実際には、炭火焼きの香ばしい匂いが充満している居酒屋なんだけどね。
【◯◯÷炭酸水】居酒屋の定番ドリンク「酎ハイ」はどう違うの?
ハイボールのほかに、炭酸水で割って飲むというスタイルで忘れてはならないのが「酎ハイ」。よく聞くけど、実際なんなの?という人も多いのでは。酎ハイとは「焼酎ハイボール」のこと。昭和30年頃から徐々に広がり、全国チェーンでも取り扱うようになったことから全国的に飲まれるようになった。「酎ハイ」はその名の通り元々焼酎を炭酸水で割ったものだったが、現在ではウォッカなど無色で香りのないスピリッツを炭酸水で割った飲み物全般を指すことも。もはや酎ハイの酎どこ行ったんだよ~!?って感じだけど美味しければまぁいっか♪ちなみにサワーとほぼ同義だが、サワーの語源は英語の「sour=酸味」なので、柑橘などの果汁と甘み成分を加えた飲み物を「サワー」と呼ぶことが多いそう。以上酎ハイ豆知識、次回飲み会の小ネタにどうぞ。多分そんなにウケないけれど、2秒くらいはモテるはず。こだわりの焼酎を使用した「酎ハイ」のほか、九州のご当地フルーツを使用したサワーも楽しめるから、酎ハイとサワーとハイボール、どう違うのか飲み比べてみると新たな発見が出来るかも(∩´∀`)∩ワーイ
【奄美大島】焼酎ハイボール れんと
画像はイメージ
れんとは、女性や焼酎を飲み慣れていない人たちからも支持される、黒糖焼酎の人気銘柄。奄美群島の特産品・黒糖を原料に使った黒糖焼酎だよ。黒糖焼酎は、低カロリー・糖分ほぼゼロ・プリン体ゼロといった特徴があって、健康志向の人やダイエット中の人を中心に注目を集めているね。製造工場では、モーツァルトの「ジュピター」やベートーベンの「運命」、ビバルディの「四季」、バッハのブランデンブルク協奏曲、シューベルトの「未完成」をはじめとするクラシックの音色で貯蔵タンクを細かく振動させることで焼酎の熟成を促しているんだとか。女性に愛される焼酎を目指して生み出されたお酒ですが、抜群のキレ味に男性だって大満足間違いなしだよ。スッキリとした口当たりの焼酎をまずはハイボールで手軽にお試しするのもイイんじゃない?
【薩摩】薩摩黒丸ハイボール
画像はイメージ
黒麹仕込みでまろやかに仕上げた味わいが特徴。蔵元は、明治元年に創業した薩摩の名門の濵田酒造。伝統と革新が織りなす本格芋焼酎の新たな世界をハイボールで楽しむことができるよ。脂ののった焼き鳥を食べた直後、酎ハイをクイッと流し込む。これが最高なんだ。
爽やかで軽やかな飲みごこち♪ 「風香るハイボール」って何?
画像はイメージ
「風香るハイボール」とは、サントリーのシングルグレーンウイスキー「知多」を使用したハイボールのこと。ウイスキーが違うんです。確かな熟成感となめらかで心地よい余韻が自信を感じさせる「知多」。ウイスキーは大きく「モルトウイスキー」と「グレーンウイスキー」の2種類に分類され、「知多」は後者のグレーンウイスキー。大麦を原料とする個性豊かな「モルトウイスキー」に対し、「グレーンウイスキー」はトウモロコシなどの穀類を蒸留し熟成させたもの。モルトウイスキーに比べ軽やかで穏やかであることから「サイレント・スピリッツ」とも呼ばれているそうだ。ウイスキーが苦手な人にも是非試してみてほしい。ウイスキーに対する印象がガラリと変わるはず。
【グレーンウイスキーの特長】
・トウモロコシなどの穀類を主原料
・連続式蒸溜機で蒸溜
・樽で熟成
【モルトウイスキーの特長】
・大麦麦芽のみを原料
・単式蒸溜器で2回蒸溜
・樽で熟成
ハイボールを思う存分楽しもう☆
ウイスキーの種類や焼酎など様々な楽しみ方ができる「ハイボール」。一口に「ハイボール」といっても、いろんな味があるんだなぁ。いつもと同じもいいけれど、今宵は新たなハイボールに挑戦してみよう。
まとめ
- ハイボールは糖質オフダイエット中もOK。
- 炭酸水との掛け合わせは無限の可能性を秘めている。
- 酎ハイはオジサンだけのものじゃない。
- グレーンウイスキーは穀類が主原料で作られる。