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居酒屋さんやバーなどで「ボトルキープ」というシステムを聞いたことがある?
ボトルキープはあまり若い世代の人でしている人は少ないので、ボトルキープの仕組みを知らない!という人も多いかもしれないね。
今回はそんな大人の飲み方「ボトルキープ」について詳しく解説していくよ~。
そもそもボトルキープってなに?仕組みを解説!
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「ボトルキープってなんのこと?」という若い世代も多そうだけど、昔から飲み屋さんで行われている、常連客向けのシステム。
ボトルキープについてまったく知らないという人のために、ここではボトルキープの基本的な仕組みとやり方について解説していくよ~。
ボトルキープとは?
「ボトルキープ」とは、その名の通りお酒を「ボトル(瓶)」ごと購入して、飲みきれなかったボトルはお店で保管してもらって、次回にまた飲める、というシステムのこと。
毎回グラスで注文するより安く飲めるので「毎回行くお店が決まっている」という人にはお得に飲めるサービスだよ。
ボトルキープのやり方
まず、ボトルキープはどのお店でもやっているわけではないので、行きたいお店がボトルキープに対応しているか事前に確認が必要だよ。
お店がボトルキープできる場合は、瓶で購入したお酒が残ったらボトルキープをしたいことをお店に伝えて、保管してもらうだけ!
お店に保管してもらう場合は、お客さんの「名前」が書かれた専用の「タグ」をボトルにつけてもらうことが多いよ。
ボトルキープできる期間
ボトルキープができる期間はお店によって違っているけど、3ヶ月ぐらいという場合が多いみたい。
期間が過ぎた場合の対処法についてもお店によるけど、場合によっては捨てられてしまうことも多いので、ボトルキープをしているお酒は基本的に保管期限の間に飲みきってしまうようにしよう!
ボトルキープできるお酒の種類
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ボトルキープは一度開封してしまうので、保管に向かないお酒の場合はボトルキープができないんだ。
では、ボトルキープができるお酒にはどんなものがあるのか、確認しておこう!
焼酎やウィスキーが一般的
ボトルキープできるのは、基本的に「ウィスキー」「ブランデー」「焼酎」の3つ。
この3つのお酒は日持ちがすること、また開封後も美味しく飲めることから、長期間の保管にも向いているんだよね。
このお酒以外は基本的にボトルキープできないと考えておこう!
ボトルキープに向かないお酒
ボトルキープは開封してから長期間保管するので、ビールなど炭酸が含まれているものは当然できないよね。
あと、ワインや日本酒などの醸造酒も、一度開封したら品質がどんどん劣化してしまうので、ボトルキープできないことになっているんだって。
ボトルキープをするメリットってなに?
ボトルキープっていわゆる「前払い」だけど、わざわざするメリットってあるの?という人もいるかもしれないよね。
ボトルキープをすることにはどんなメリットがあるのか、順番に確認していこう!
コスパがいい
ボトルキープの最大のメリットは、なんといっても「コスパがいい」というところ。
例えば、グラスのウィスキーを1杯500円、ウィスキーの700mlのボトルを5,000円で販売しているお店の場合、ウィスキーはワンショット30mlと言われているので、700mlのボトルだと20杯以上は飲めることになるよね。
1杯500円のグラスのウィスキーを20杯飲むとボトルの倍ほどかかるので、このお店の場合はボトルキープをすることでかなりお得になるよ。
ただし、お店によって料金設定はかなり違っているので、事前にグラスとボトルの料金を確認しておくようにしよう。
自分でお酒を作れる
お店で作ってくれるグラスのウィスキーや焼酎より、もっと濃いお酒が好みだという人もいるよね。
ボトルキープをすると自分でお酒を自由に作れるので、自分の好みの濃さにすることができるというメリットもあるよ。
自分で好きな濃さのお酒を作りたい!というこだわりがある人には特におすすめだよ~。
グラスで注文できないお酒も飲めることがある
お店にもよるけど、グラスでは注文できない銘柄のお酒もボトルキープでは飲める、ということもあるよ!
中には希少価値のあるお酒などもボトルキープだけで飲めることもあるようなので、お酒にこだわりがある人には嬉しいかも?
特別なサービスを受けられることも
ボトルキープをすると、お店側としても「次回以降も必ずきてくれる大切なお客さん」になるので、特別にサービスしてくれるようなお店もあるみたい。
特別なメニューを出してくれたり、予約を優先してくれたり…などなど。
特に個人で経営しているお店ほどそのような特別サービスをしてくれるところが多いみたいだね~。
ボトルキープをする場合の注意点とは?
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ボトルキープにはメリットも多いけど、先に知っておきたい注意点もいくつかあるよ~。
利用する前に確認するようにしよう!
氷代や割りもの代などが別途発生する
ボトルキープしているお酒については、ボトルにお酒が残っている限り追加で料金はかからないけど、お店で使う氷や割り物に使う飲み物については、別途お金が発生する場合がほとんど。
また、テーブルチャージ代が発生するお店もあるので、お酒以外にも意外にお金がかかる場合があることも覚えておこう。
保管期間を過ぎると処分されてしまう
ボトルキープできる期間はだいたい3ヶ月ぐらいというところが多いけど、保管期間を過ぎると容赦なく処分されてしまう場合もあるよ。
常連客の場合は少し過ぎても多めにみてくれるというお店もあるようだけど、そのようなお店ばかりではないので、基本的には保管期間内に飲みきってしまうことを心がけよう!
ボトルキープをしているお酒の持ち帰りは厳禁!
ボトルキープしているお酒は事前にボトルで購入していることもあるので「家に持って帰ってもいいのでは?」と思っている人もいるかもしれないね。
でも、居酒屋さんやバーなどで利用するボトルキープは「販売」行為ではなく「提供」行為だけど、お客さんが飲み残したボトルを持ち帰ってしまうとお酒の「販売」行為になってしまい、取得する免許が違ってくるので、お店側が「違法行為」になってしまう可能性があるよ。
だから、ボトルキープしているお酒はお店で飲みきってしまうことが大切だよ。
まとめ
- ボトルキープは事前にボトルごと購入する常連客のための仕組み
- ボトルキープはコスパの良さが大きなメリット
- ボトルキープの保管期間が過ぎると処分されてしまうことがある