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きのこは秋が旬というイメージだけど、最近は年中スーパーに売られているので、旬の時期が分からないという人も多いかもしれないね!
今回は、11月に旬を迎えるきのこについて徹底解説!
美味しいレシピもたくさん紹介するので、11月はきのこをたっぷり味わおう!
あと、まつたけは実は「足のにおい」?など、会社や友達に話すネタに使える雑学も紹介するよ~。
きのこは本当に秋が旬なの?
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きのこの旬は秋というイメージだけど、スーパーには年中売られているから、秋なので食べよう!と改めて思う人も少ないかもしれないね。
確かに、きのこは今や人工栽培によって1年中管理されていて、いつでも食べられるので、「最も収穫が多い時期」「最も美味しく食べられる時期」の「旬」という概念からは少し外れているかも?
でも、人工栽培をされていない「天然」のきのこについては、やっぱり旬の時期は秋が多いんだって。
特にまつたけは秋にしか収穫されない貴重なきのこ!
「秋はきのこが旬」の代表額のような存在なので、値段はお高いけど味わってみたいよね!
11月が旬のきのこの種類を紹介!
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11月には色々なきのこが旬の時期を迎えるよ~。
どんなきのこが美味しく食べられるのか、順番に確認してみよう!
まいたけ
出回っているまいたけは、ほとんどが人工的に栽培されているもの。だから、旬の時期というのは特にないと言えるんだけど、でも天然のマイタケの場合は、9月から11月にかけてが旬なんだ。
北海道や東北などで採れる天然のマイタケは収穫数も少なく、市場に出ていたとしても、とっても高価なんだって!
まつたけ
きのこの王様といえば「まつたけ」だね。
まつたけは、9月から11月の秋の時期にしか収穫できないとても貴重なきのこ。
「とっても高い」ことで知られているけど、その理由は人工栽培が難しく、自然のものを収穫するしかないからだそうだよ。
市場には数万円程度で売られているから、なかなか庶民には手が出ない代物だよね。
でも、最近は中国産や韓国ものなど輸入物のまつたけならお手頃価格で買えるから、国産はムリ!という人は、輸入物を試してみてね~。
しいたけ
しいたけの旬の時期は春と秋の2回あり、秋は主に9月から11月が旬と言われているよ。
ただし、スーパーなどで買えるしいたけの多くは「菌床栽培」という方法で作られているので、年間通して食べられるんだって。
徹底して管理された室内で栽培されるから、安定して作ることができるというメリットがあるよ。
ただ、中には原木栽培といって、しいたけを野生に近い状況で育てる栽培方法もあるんだって。
原木栽培のしいたけはかなりの時間をかけて育てるから、特に旬の秋の時期には香りがとても高く、うま味があって美味しいそうだよ!
しめじ
一般的にスーパーでしめじとして売られている「ブナシメジ」はしいたけと同様に菌床栽培されているので、年間通して安定して食べられるきのこだよ。
しめじというと「ブナシメジ」しか見たことがない人も多いよね!
実はしめじには「本しめじ」という種類があるんだよ。
ブナシメジは「シメジ科シロタモギタケ属」だけど、本しめじは「シメジ科シメジ属」なので、両者はまったくの別物!
本しめじは天然ものしかなく、9月から11月が旬の時期なんだって。
本しめじは香りが高くてとても美味しいけど、なかなか市場に出ないので値段もかなり高いそうだよ。
インターネットで購入できることもあるので、一度探してみてね!
11月が旬のきのこの知ってそうで知らない雑学を紹介!
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11月が旬のきのこには、知られていない面白い雑学が色々あるんだよ~。
ここでは、会社や学校などでも話せる、面白いきのこの雑学ネタを紹介していこう!
しいたけの学名は「江戸です」?
しいたけは学名が「Lentinula edodes(レンティヌラ エドデス)というんだって。
edodesって聞くとなんかフランス語のようなおしゃれな響きだけど、実は「エドデス」は「江戸の」という意味で、なんと「江戸」という単語が入ってるんだよ!
1875年にイギリスの調査団がしいたけを持ち帰ったことから「江戸」という名前が入っているそうだよ~。
まいたけの名前は「舞い踊った」からきている?
まいたけは漢字で「舞茸」って書くけど、実は「舞う」という漢字にちなんだエピソードがあるそうだよ。
昔まいたけは取ることがとても難しいきのこだったので、見つけた人が舞い上がって大喜びをしたということから「舞茸」とついたという説もあるんだとか。
今ではいつでも食べられるまいたけだけど、昔の人にとっては貴重なお野菜だったんだね~。
「香りまつたけ味しめじ」のしめじは本しめじのこと
昔から「香りまつたけ味しめじ」と言われているけど、このしめじは、スーパーで売られている「ブナシメジ」ではなく、天然の本しめじのことを指しているんだよ~。
天然のしめじというのは、スーパーのブナシメジではなく「本しめじ」のことなんだね。
本しめじは、松茸のように1本1本が大きく生えてくるので、スーパーのブナシメジのイメージでいると「これがしめじ?!」とびっくりするかも!
旬の本しめじは旨味が強くて食べ応えもあるので、お店で見かけたらぜひ味わってみて!
まつたけは「靴下のにおい?」
まつたけの独特の香りは、日本人にとってはたまらない贅沢な香りだよね!
だけど、実は欧米の人にとっては、たまらなく「くさい」臭いなんだって!
欧米の人にとって松茸の香りは「むれた靴下の臭い」「不潔な人の臭い」と言われているっていうから驚きだよね!
日本人にとっては贅沢な香りだけど、外国の人にご馳走すると嫌がられるかもしれないことを覚えておこう!
11月のきのこの美味しいレシピ
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きのこが美味しい季節には、できるだけたくさんのきのこ料理を食べたいよね!
最後に、11月に旬のきのこをたくさん使った様々な料理を紹介するよ~。
きのこの炊き込みご飯
きのこが美味しい季節におすすめしたいのは、たっぷりきのこを使った炊き込みご飯だよ!
特にしめじやまいたけ、しいたけは炊き込みご飯によく合うので、たくさんの種類のきのこを使って、炊き込みご飯をしてみてね!
きのこのバターソテー
きのことバターの相性はとてもいいので、シンプルに、たくさんのきのこを使ったバターソテーもおすすめ!
しめじ、まいたけなどに加えて、えりんぎ、えのきなどたっぷり入れてバターや醤油で炒めたらそれだけで1品に!
お酒との相性も良いので、おつまみとしても作ってみてね~。
きのこのパスタ
きのこは、パスタに合わせてもとても美味!
11月が旬のまいたけやしめじだけじゃなく、えのき、えりんぎなどたくさんのきのこ類を使ったバター醤油風味のパスタや、にんにくがきいたアーリオオーリオパスタもおすすめ!
きのこと一緒にベーコンも炒めるとさらに旨味がアップするので、食欲の秋にはぜひきのこパスタを作ってみてね!
まとめ
- きのこは人工栽培されているものが多いので年中手に入る
- 天然物のきのこは秋が旬のものが多い
- 「香りまつたけ味しめじ」のしめじは本しめじのこと
- まつたけの香りは外国人には嫌がられることがある