秋が来た!今年もさんまが食べたい
秋の味覚と聞いて、何を思い浮かべますか?
きのこ、さつまいも、栗……そして忘れてはいけないのが「さんま」です。
こんがり焼けた皮に、ふっくらとした身。大根おろしを添えて、すだちをキュッと搾れば、それだけで秋らしい一皿のできあがり。ビールや日本酒を合わせるのもたまりません。
一尾食べ終わったところで、ふと思います。
「さんまって、おいしいけれど一日に何尾まで食べていいんだろう?」
そこで今回は、さんまをたくさん食べるときに気をつけたいポイントや栄養、さらに覚えておくと便利な骨の外し方までご紹介します。
さんまは一日何尾まで食べていい?
先に答えを言ってしまうと、健康な人が食べるさんまについて「一日○尾まで」という一律の決まりがあるわけではありません。
ただし、おいしいからといって何尾も食べればいいというわけでもありません。
さんまは脂がのった魚なので、食べる量が増えれば、その分エネルギーや脂質も多くなります。また、塩焼きにして塩やしょうゆをたっぷり使えば、塩分も気になるところです。
さんまを食べるとうれしい栄養もいろいろ
エネルギーや脂質について触れましたが、もちろん、さんまにはさまざまな栄養素も含まれています。
特に知られているのが、青魚に多く含まれるDHAやEPAです。DHAやEPAは、青魚などに含まれるn-3系脂肪酸の一種で、さんまの脂にも含まれています。
さらに、体をつくるもとになるたんぱく質や、ビタミン類なども含まれています。
つまり、旬のさんまは「秋らしい」「お酒に合う」「さまざまな栄養を含む」とうれしいポイントがそろった食材。
香ばしい塩焼きをひと口、日本酒をひと口。秋っていいなあ、と感じさせてくれる組み合わせです。
じゃあ、さんまを何尾も食べたらどうなる?
一尾がおいしいなら、二尾、三尾と食べたくなるのが食いしん坊の心。
でも、ここは少し落ち着きましょう。
さんまだけでお腹いっぱいにしてしまうのは、ちょっともったいない。
居酒屋ならさんまだけでなく、お刺身、枝豆、焼き鳥など、ほかにも食べたい料理がたくさんあります。
旬の一尾を主役にしながら、いろいろな料理を少しずつ楽しむくらいがちょうどよさそうです。
さんまの骨が苦手!簡単に外す方法は?
「さんまは好きだけど、骨を取るのが面倒」という方もいるのではないでしょうか。
実は、塩焼きのさんまはコツを覚えると、かなりきれいに骨を外せます。
まず、箸で背中側から身をやさしく開きます。上側の身を食べたり左右に開いたりして、中骨が見える状態にしましょう。
次に、尾の近くで中骨を身から離し、箸で骨を押さえながら、頭側へ向かってゆっくり持ち上げます。
うまくいけば、頭につながった中骨をスーッとまとめて外すことができます。
細かな骨が残る場合もあるので、慌てず確認しながら食べましょう。
骨がきれいに取れると、さんまがもっと楽しい
中骨がきれいに外れた瞬間は、ちょっとした達成感があります。
あとは大根おろしをのせたり、すだちを搾ったり、少ししょうゆを垂らしたり。自分好みの食べ方で楽しみましょう。
さんまの塩焼きにはビールも合いますが、秋らしさを楽しむなら日本酒と合わせるのもおすすめです。
脂ののった身を味わって、お酒をひと口。そしてまた、さんまをひと口。
「もう一尾いけるかも……」
そんな気持ちになるかもしれませんが、お腹と相談するのをお忘れなく。
今年の秋は、おいしいさんまを囲んで乾杯!
「さんまは一日何尾まで?」
残念ながら、誰にでも当てはまる正解の数字があるわけではありません。
だからこそ、何尾食べられるかを競うのではなく、旬のおいしさをじっくり楽しみたいところです。
秋のさんまを囲んで、ビールや日本酒で乾杯する。そこにきのこ料理や秋なすなど季節の一品が加われば、食卓はすっかり秋模様です。
今年の秋は、家族や友人と居酒屋で旬のさんまとお酒を楽しむ「秋の一杯」はいかがでしょうか。
今年は何回、旬のさんまを楽しめそうですか?