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お寿司でも好きな人が多いマグロ!
実は10月10日はマグロの日に設定されているんだけど、なぜこの日になったのか?その由来について調べてみたよ!
また、マグロの日にちなんで、マグロの雑学についても紹介していくので、この機会にマグロについて詳しくなってみよう!
10月10日がマグロの日なのはなぜ?
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10月10日がマグロの日になった由来について調べてみたら、はるか昔の奈良時代に由来があることが分かったよ!
どんな由来があるのか、詳しく確認してみよう。
奈良時代の歌人が作った歌が由来?
奈良時代の歌人として有名な山部赤人(やまべのあかひと)が、726年の10月10日に、聖武天皇のお供で兵庫県の明石地方を訪問した時に、マグロ漁で栄えているこの地方のことをたたえてよんだ歌があるんだって。
万葉集に収められている歌なんだけど、下記のようによまれているよ。
『~鮪(しび)釣ると 海人舟騒き 塩焼くと 人ぞ多(さは)にある~』(一部抜粋)
「鮪(しび)を釣ろうとして海人の舟がたくさん集まり、浜では塩を焼こうとして人がいっぱい集まっている」
昔、西日本ではマグロのことを「しび」とよんでいたそうだよ。
というか、こんな昔からマグロは食べられていたんだね~。
この歌のように、昔から日本ではなじみの深いマグロをもって食べてもらいたいという思いから、この歌がよまれた10月10日がマグロの日になったそうだよ。
じゃあ「トロの日」ってなに?
マグロの日を調べていたら、トロの日というのも見つかったんだよね。
トロの日は毎月16日に設定されていて、いわゆる語呂合わせ「10(と)6(ろ)」ということなんだそうな。
これは、回転寿司チェーン店が制定したんだって。
一般社団法人・日本記念日協会に認定されて、正式に登録されている記念日だそうだよ~。
マグロの知識を深めよう!マグロに関する雑学5選!
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マグロの日にちなんで、マグロについての雑学を知っておこう!
マグロについて、知ってそうで知らない雑学を5つ紹介するので、参考にしてみてね~。
昔トロは捨てられていた
マグロは日本でかなり昔から食べられていたけど、赤身を食べることがほとんどで、トロは食べられていなかったそうだよ。
それは江戸時代に入ってからも同じで、トロのように脂が多い部位は好まれず、また赤身のように漬けにして保存がきかないことから、鍋に入れられることはあったものの、ほとんど捨てられていたそうだよ。
今考えると、とてももったいない話だよね!
トロが本格的に食べられるようになったのは、なんと昭和に入ってからだそうだよ。
保存の技術が発達したことも大きく影響しているのかもしれないね。
マグロは泳ぐのをやめると死んでしまう?
マグロの呼吸方法は独特で、自力でエラが動かせないので、泳いでいる時にエラを通過する海水に溶けた酸素を取り入れて呼吸をしているそうだよ。
そのため、マグロは泳いでいる間しか基本的に呼吸ができないので「止まると死ぬ」と言われているよ。
でも、実際には止まっている時にも潮は流れているので、少し止まっているぐらいではすぐに死ぬことはないんだって。
ただ、基本的には泳ぎ続ける必要があるので、マグロの体力ってすごいよね!
カジキマグロはマグロではない
マグロと呼ばれている魚の中に「カジキマグロ」があるけど、カジキマグロはマグロではないんだって。
マグロの中で クロマグロは「スズキ目サバ科マグロ属」だけど、カジキは「メカジキ科」「マカジキ科」なので、まったく別の種類の魚なんだよね。
なぜまったく違う魚なのに「マグロ」と呼ばれているのかというと、カジキがマグロに似ていることや、同じマグロ漁船で漁獲されているからという説もあるらしい。
「トンボ」と呼ばれているマグロがある
マグロの中でも、ツナ缶などによく使われている「ビンチョウマグロ」は、胸びれがとても長いことから「トンボマグロ」と呼ばれているそうだよ。
また、正式名称は「ビンチョウ」ではなく「ビンナガ」なんだとか。
一般的にはビンチョウマグロと言われているけど、本当は「ビンナガ」という名前だということを覚えておこう!
マグロの寿命は20歳以上?!
マグロは意外に寿命が長いって知ってた?
マグロは20歳以上長生きすることも多く、中には30歳以上というものもいるんだとか!
また、大人になるまでに8年かかるマグロもいるそうだよ。
同じ種類のマグロでも、生息している海域によっても寿命が変わるらしい。
マグロの日には美味しいお寿司を食べよう!
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マグロの日には、せっかくなので美味しいマグロのお寿司を食べよう!
マグロは握りでも巻きでもどの方法でも美味しいし、子供も大好きなお魚だよね~。
マグロの日にはお寿司が美味しい居酒屋さんで、美味しいマグロとお酒を味わってみてね!
まとめ
- マグロの日は奈良時代の歌に由来があった
- マグロのトロは昔捨てられていた
- マグロの日には美味しいマグロを食べよう