夏が終わり旨味が更に詰まった秋の幸、意外と知らない秋茄子の話

夏野菜の茄子が何故秋においしいの?

夏野菜の茄子が何故秋においしいの?

旬の食材を食べるメリットは
・味が濃くて美味しい
・旬で無い時期より栄養価が高い
・栄養価がその季節を乗り切るのに適していることが多い
・出荷・流通が増えるため、価格が易い
と皆さんもご存知の通りだね。夏野菜の代表格「茄子」は秋も引き続き美味しいって知ってた?
8月は茄子の天敵の敵が増えたり、畑の土が乾燥しやすい上に、暑さが好きな茄子は何もしないと実を付けすぎて株がバテ切ってしまい、肥料を与え続けるだけでは枯れてしまうそう。そこで更新剪定 こうしんせんてい (株の切り戻し)を行い、根を断根し成長した枝を切り落とし、8月からは株の成長を一時的に止めてしまうそうんなんだ。暑さが大好きな茄子が一度成長を止められてしまい、古い枝もとられることで、
剪定 せんてい 前よりも更にたくましくなろうとするんだ。秋に実る茄子は夏と違い成長しすぎないので、夏茄子に比べると小ぶりになり、その分、実が締まり、味が濃く、皮は柔らく 、種の少い良質な、秋茄子が出来上がるそうだよ 。

秋茄子は嫁に食わすな?

日本人には昔からお馴染みの野菜。
・一富士、二鷹、三茄子
・瓜の蔓に茄子は生らぬ
・秋茄子は嫁に食わすな
などと、茄子と言えば故事や、ことわざでもお馴染みだね。
秋茄子は嫁に食わすな?なんて物騒なコトワザもあるよね。これには呼んで直ぐに連想できる通り、嫁姑関係から来ているというのが定説のようだよ。
意地悪な姑が「秋を迎え一番美味しくなる茄子を嫁なんかにたべさせるのはもったいない。」
やさしい姑が「涼しくなってきた秋に茄子を食べさせると出産を控えているお嫁さんの体が冷えてしまうので心配している。」
また、元々は昔々の同音異字の言葉でネズミの意味を持つ「夜目」を指していて「おいしい秋茄子をネズミに食べさせるのはもったいない」=「お美味しいものを取られたくない」という和歌からきているという説もあるんだって。
また「種」が少い秋茄子は縁起が良くないという説もあるとか。

実のところは冷えには茄子が持つアクとカリウムが良くないようだよ。正しく下ごしらえして調理すればアクは抜けエグみも無くなるし、熱に弱いカリウムも一度に大量に火を通さず食べなければ影響は少いようだよ。体を温める効果がある、生姜と組み合わせると美味しく旬の栄養も採れるよ。
昔とは違い、流通も整って、いろんな調理法もスグ調べられる現代では、せっかくの美味しい旬の食材は家族皆で楽しみたいね!

茄子で占う今年の豊作

コトワザになるくらい親しまれてきた茄子は日本人にとって大切なお米の作況指数にもなっていたんだって。農家の人にはおなじみかも?

茄子の豊作は稲の豊作

初茄子が順調に育った年は気候が稲にも適していた証拠

初茄子の皮が暑ければ米の不作

茄子は米と同じ成長のタイミングで多くの水分を必要とする為、水が不足すると皮が厚くなるため、干ばつ気味である

実は茄子は外来種で暑いインドの方から伝わったらしいけど、美味しい上に主食の作柄の予想も立つことが昔の日本でも茄子作りが盛んになった一因かもしれないね。

今食べたい秋茄子メニュー

茄子の皮には茄子特有のポリフェノールの「ナスニン」が豊富に含まれていて、強い抗酸化力があり美容効果・老化予防、眼精疲労の緩和が期待が出来るんだって。

※メニューは2019年9月時点

秋茄子の肉巻きピリ辛炒め

秋茄子の肉巻きピリ辛炒め 画像はイメージ

茄子のエグミも下ごしらえして油で炒めると油で炒めると無くなり、皮も実も柔らかく仕上がりるよ。

秋茄子の金山寺味噌チーズ焼

秋茄子の金山寺味噌チーズ焼 画像はイメージ

実はチーズと味噌は相性バツグン。なめ味噌で人気の金山寺 きんざんじ 味噌とチーズで仕上げた。旨味とまろやかさが溢れ出すよ。

揚げ茄子のおかかまぶし

揚げ茄子のおかかまぶし 画像はイメージ

茄子と油は相性ぴったり、油であげることで色鮮やかになり、時間が経っても色が抜けないよ。焼きなすと違い食感はそのままで、減った水分の代りに出汁を吸うので噛むとタップリ旨味が染み出るね。

まとめ

  • 秋茄子は更新剪定をし一度休ませている。
  • 夏の茄子に比べ秋茄子は小ぶりでも表皮が柔らかく旨味が濃縮されやすい。
  • 秋茄子はみんなで食べよう。
  • 茄子は昔から日本人に好まれていた。
  • 秋は秋茄子を食べよう。

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